私の愛車は、メガーヌRSです。
この車のエンジンは、2l直4ターボで、最高出力224馬力、最大トルク30.6kgmです。
車体重量は約1400kgで、同クラスのスポーツカーと比較すると軽量です。
さてこのスペックから皆さんはどれくらいの燃費だと想像するでしょうか。
リッターあたり7kmぐらい?、いや8kmはいけるでしょう。など、いろいろと考えられると思います。
では、実際どれぐらいの数字が出るのでしょうか。
実は街乗りだけで、リッターあたり約10km走ることができます。
高速道路など一定の速度で走り続けることができるところなら、区間燃費でリッターあたり約16kmぐらいは行けます。
ターボのスポーツカーとしてはかなり燃費が良い方だろうと思います。
理由はいろいろ考えられます。
エンジンがいい、車体が軽い、タイヤがいい、ミッションが6MTだから、運転がうまい(本当か?)などなど。
でも、実際エコ運転を心掛けているので、運転がうまいというのはあながち間違っていません。
ちょっと油断すると8km台まで簡単に落ちてしまいますから。
ですが、コンスタントに10km台が出るようになったのは、ここ数カ月のことです。
どんなに頑張っても自分の力だけでは10kmの壁は越えられませんでした。
では何が変わったのでしょうか?
前にこのブログでも書きましたが、数ヶ月前にプラグをイリジウムに交換したのです。
以後、多少ラフに走っても簡単に10kmの壁を越えるようになりました。
どうやらターボエンジンとイリジウムは相性が良いようです。
ターボはその構造上、空気やシリンダー内を冷やす必要があります。特にシリンダーを冷やすために燃料を必要以上に噴射して、気化熱を利用して冷やします。
これが燃費悪化の原因ですが、イリジウムはそのスパーク力でシリンダー内の燃料を完全燃焼させるのが特徴ですので、おそらく余計な燃料もしっかり燃やしてパワーに変えることで、アクセルを踏む量が減っているのかもしれません。
ただし、注意が必要なのはすべての車で劇的に燃費が向上するかというとそうではないということです。
以前に乗っていたNAの車はイリジウムでも燃費は改善しませんでした。
上記の原理で燃費が改善したのであれば、ほとんどのターボで効果が出ることになります。しかし、ターボなら良いのかというと、これは試してみないとわかりません。ひょっとするとメガーヌのターボエンジンだけに効果があるのかもしれませんね。
イリジウムは極端に高いものではありませんので、興味がある方は一度お試しください。
きっと損はしませんよ。たぶん...(汗)