32bitの壁を越えろ!2

昨日の続き。具体的にこんなことをしました。
 
32bitのWindowsではページファイル(仮想記憶用のファイル)の最大容量が4095MBです。つまり、ほぼ4GBということです。
これ以上のサイズを設定しても受け付けてくれません。
しかし、PAEが有効になっている状態では4GBを超えるページファイルの作成が可能なのです。
どうも4GB超えを実感できるのは、これしかなさそうです。
 
つまり、Gavotte Ramdiskで作成したRAMDISKに4GB超のページファイルを作成すれば、擬似的に4GB以上のメモリを利用できることになるのです。
さらに不思議な現象としては、Visual Basic 2008 Express の起動時間がかなり短縮されたことです。
ページファイルが4GB未満では本来、起動にかなりの時間がかかります。
 
ひょっとするとほかのソフトウェアでも高速化するかもしれませんので、皆さんも一度試してみてください。
注:何か問題が起きても当方では責任を持てませんので、自己責任でお願いします。
 
※補足
VB起動の高速化はハードディスクにページファイルを作成しても有効です。また、/3GBスイッチも併用することでさらに高速化する可能性があります。
私が設定した値は以下のとおり。
Windows XP の場合
 /PAE /3GB /USERVA=2900
Windows Vista の場合
 bcdedit /set pae forceenable
 bcdedit /set increaseuserva 2900
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