3D NAND が主流になるのか?

最近の SSD は若干停滞しているように感じませんか?

ですが、それなりに進化しているようです。

Intel と Micron の合同チームが 3D NAND を発表しました。1個のダイで48GBの大容量を実現したそうです。

3D NAND は垂直方向に積層する形でメモリセルを積み上げていくので、同じサイズのダイなら確実に容量が増える技術です。(ということは、厚みが増しているんでしょうか?)

これを使うと通常の2.5インチサイズの SSD で 10TB 以上のものが作れるのだとか。HDDの大容量化の速度に比べると急速ですね。

でも大きな問題があります。以前書きましたが、SSDのコントローラーが32bitのため、2TBを簡単に越えられません。なので、このNANDを搭載した大容量の製品を発売するためには特別な工夫をするか、64bitのコントローラーを開発するかの対策が必要です。

個人的に使用する場合はコストの問題で256GB程度の製品が売れ筋でしょうが、サーバーなどの金に糸目をつけない使い方では、とにかく大容量製品がほしいでしょう。

やはり、2TBを超えることができるコントローラーの準備が急務だと思います。

これで一気に大容量化が加速していけば、コントロールチップの開発メーカーも対策せざるを得ないでしょうね。

SSDがまたちょっと面白くなってきた感じですよ。

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