Windows7とWindows8(8.1)は相性が悪い?

Windows7とWindows8(8.1)やWindows Server 2012(R2)との間で通信を行うと、どうにもうまくいかないことがあります。

うまくいっても、反応が返ってくるまでにやたらと時間がかかる場合もあります。

いったいどうしてかいろいろと実験を繰り返して調べました。

すると一つの結論に達しました。

それは「IPv4」と「IPv6」のどちらを優先させているかの違いによって起こされた問題だったのです。

ここでややこしいのはWindows7はIPv6を優先させるのに対して、Windows8以降の製品はIPv4を優先させているということです。

それで、OSのバージョンの違いによって通信がうまくいかないことがあるのだとわかりました。

おそらく、Windows7を登場させたときにはIPv6が主流になっていくと予想したのでしょうが、現在でも世の中はまだまだIPv4が主流ですので、Windows8が登場するときに現状に合わせたということなのでしょう。

そこで、新しいWindowsのポリシーに合わせる意味で、Windows7のIPv4の優先順位を上げてみます。

簡単なのは、マイクロソフトのサイトから Fix it をダウンロードして実行し、設定を変更する方法です。

10種類ほどありますが、IPv6を無効にするというのは推奨されていないので、優先順位を入れ替えるものを使うほうがよいです。

なお、Windows Vista、Windows Server 2008(R2)でも使用できますので、試してみてください。

IPのセッティングをコマンドで変更する方法もありますが、こちらの方がより安全で簡単だと思われます。(ただし、再起動が必要になりますので、サーバーでの使用はご注意ください。)

また、webサイトの読み込みにやたらと時間がかかる場合がありますが、こちらの設定でスムーズになる可能性があります。

このような設定の問題は、もっと大きく公開してほしいですね。いろいろ調べてやっとたどり着いた内容でした。

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