SSDのペンチマークプログラムに関してレポートが公開されています。
そこに書かれているのは、ベンチマークを取るタイミングの違いと、使用するソフトウェアの違いによって結果が異なる場合があるというものです。
簡単に言うと、SSDは新品の時が最速で、使用を始めると急激に速度が低下するというもので、ある程度書き込みがパターン化してくると速度は安定してくるらしいのです。
つまり、ある程度使い込まないと速度が安定しないということです。
また、ベンチマークソフトは、測定の仕方によってかなり速度にばらつきが出るということらしいですので、ソフトによって違いが出るのは当然のようです。
いずれにしてもベンチマークテストは、目安程度と考えてWindowsの起動時間やファイルの保存時間などを測定するほうがより正確なのではないでしょうか。
とはいえ、SSDを購入する前には正確な速度の違いを知りたいですから、例えば業界で統一したベンチマークを行ってもらえれば、選択しやすくなると思います。
しかし、メーカーは自社にとって少しでも有利なデータを出したいでしょうから、メーカー本位で考えるのかユーザー本位で考えるのかで、かなり差が出そうです。
結局はユーザーを第一に考えることでよい結果に結びつくと思うのですけれどね。