三菱からIPSパネル採用の27型ディスプレイが発売されます。
IPSといえば、Panasonicの液晶テレビが搭載するパネルで、どの角度から見ても色合いが変わらないのが特徴です。
私の自宅のテレビはPanasonicのIPSパネルで、どの角度から見ても確かに美しいです。寝転がってみても問題なくきれいに見れます。(寝転がっていることは問題かもしれませんが 笑)。
しかし、激しい動きの画面になると、ブロックノイズが多数出ることがあります。倍速回路が付いているのですが、それでも出てしまうのです。
実は、IPSはかなり速度が遅いようで、処理が追いつかなくなってノイズになってしまうようです。
パソコンのディスプレイの場合、TNパネルが多く、こちらはかなり速度が速いので問題になりませんでしたが、IPSを採用するということは、メーカーがかなり努力しないといけないことになります。
上記三菱のRDT272WXというディスプレイはかなり高速に処理できるようで、3.5msという応答速度がうたわれています。
TNパネルでも5~2ms程度ですので十分な速度ですね。
ただし、価格面で高いのが気になります。店頭予想価格は5万円前後ということなので、いまどきの値付けではありません。
おそらく一番のネックはそこになるのではないでしょうか?
応答速度の速さがどの程度の付加価値として認められるかがポイントでしょうね。