今朝の情報番組で iPad について特集されていました。
内容は、便利と言われている iPad が誰でも使えるかというものです。そこで選ばれた人が80代のおばあちゃんで、パソコンどころか携帯電話も持っていない方でした。そして、その方に製品を渡して5日間でどの程度使えるようになるかというものです。
さてどうなったかというと、いきなりつまづきます。箱を開けて中身を取り出すと保証書以外に紙媒体がありません。取扱説明書が無いのです。そこで電源をつないで装置を動かしてみたところ、画面には「iTunes」の文字が...。
という具合に事が進むのですが、結局この方はお孫さんが帰ってくるのを待って教えてもらっていたのです。
...?
それって何にも知らない人は絶対使えないということを証明してしまったのでは?
番組では5日間でインターネットアクセスや写真を表示することなどができるようになったとして、ずぶの素人でも使える簡単な商品であるかのように締めくくっていました。
しかし、最初の段階で誰かに教わらなくてはいけないし、iTunes がインストールされた PC と接続してからでないと使えないなど、正直私でも知らないことが当たり前の様に出てきました。(番組構成の雰囲気的には、そんなの知ってて当たり前でしょ!という感じでした。)
昨日も iPad について取り上げて、まさに指摘していた内容が公になったわけです。これではますます「デジタルデバイド」が進んでしまいそうです。
結局本当に簡単なものってなんなのでしょうかね。