ファイルをUSBメモリに入れて持ち運ぶことがあると思います。
自宅と会社を行ったり来たりする場合も多いでしょう。
しかしUSBメモリは情報流出の危険性があり、最近はUSBメモリを狙ったウイルスも蔓延しています。
そのためUSBメモリの使用を禁止している会社も多いはずです。
そもそもオフラインで場所が変わると利用できないことが問題なので、オンライン上で利用できるようにしてしまえばよいのです。
そこで登場するのが Microsoft Office Live Workspace です。
これを利用すれば、インターネットが利用できればいつでも簡単にファイルにアクセスできます。
登録料や利用料は無料で、ディスクスペースは500MB(やや少なめか?)もちろんセキュリティは確保されています。
ファイルをオンラインにすることを気軽に試すにはちょうど良さそうです。
実際ちょっと試しましたが、扱いはかなり楽です。
ファイルを転送するのは[ドキュメントの追加]ボタンをクリックしてローカルのフォルダから選び、転送したファイルを使う場合は一覧にあるファイル名をクリックするだけです。
ただ、直接ファイルを触ることができるのはWord、Excel、PowerPoint に限られるようで、テキストファイルはウィンドウ内に展開されますが他のファイルは一度ダウンロードする形になります。
さらに、特定の許可した人に対して共有することも可能です。
うまく使えばかなり便利なのではないでしょうか。
他社のサービスでディスクを借りられるものは多いですが、こちらのサービスはMicrosoftらしく自社製品への対応が良く一味違いますね。
本格的にガンガン使えるものかはわかりませんが、少なくともファイルのオンライン化を勉強するための練習には間違いなくなります。
このサービスはまだ Beta バージョンなので、今後さらに機能強化されるとおもしろそうです。
WebDAV のような使い方ができればかなり魅力的になるでしょう。
※Windows Live ID を取得していると別途登録の必要はなく、そのまま使えますよ。
コメント
ちなみに Liveサービスの中には SkyDrive というオンラインストレージサービスがあり,こちらは無料でどなたでも 25G まで利用できます.http://skydrive.live.com/?mkt=ja-jpさらに最近ではクラウドサービスということで Live Mesh というサービスもあります.ちなみに我々はビジネスでもこの2つを大いに活用しています.特に Live Mesh は久しぶりに感動したサービス(というかテクノロジ)ですね.ぜひ一度お試しください.https://www.mesh.com/どちらのサービスも特定のユーザだけに公開する,編集権限,アップロード権限を付加する,などの機能を持っています.
>北陸支店 様情報ありがとうございます。さっそく試してみます。(WebDAVなどインターネット上で自由にやり取りできるサービスを模索中でしたので、実にタイムリーで助かります。)