IE脆弱性の過熱報道

先月公開されたIEの脆弱性に関してかなり過熱した報道がされました。

過熱した報道がされてしまった以上、対策を積極的に講じないと何もしていないようで、とりあえず対すぐに対策について職場でも指示しました。

この一連の報道に関して、「なぜ、IEの脆弱性問題は過剰報道になったのか?」というページで解説がされています。

対策を講じるように職場や周りの人にも説明しましたが、この脆弱性について私個人としては懐疑的でした。

なぜなら、過去にもっと大変な問題がありましたし、利用者の使い方の問題の方が大きいからです。怪しいリンクをクリックしたり、サイトを表示すればどんな場合でも危ないことは明らかです。

結局のところ、浮き彫りになったのは日本のITリテラシーの低さです。ごく一部のパソコンに詳しい人しか危険性について理解できていないという状況です。

おそらく「パソコンだと危ないけれどスマートフォンなら問題ない」などという根拠のない安全性を考えている方も多いでしょう。

セキュリティに関して半ば強制的に設定等を行うか、ITリテラシー教育を強力に推進するなどといったことを積極的に行う必要があると思います。

残念なことに報道機関は注目される内容なら過大な表現をいとわないようですから、惑わされることなく正しい情報を取捨選択できるようにしたいものですね。

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