Windows7 移行後にすること

サブPCを Windows7 に移行してから以下のことを行いました。

「物理アドレス拡張」(コマンド:bcdedit /set pae forceenable)

これは、32bit の Windows で有効な方法で、本来4GBまでしか使えないメモリをもっと多く使えるようするものです。

もともと Windows は 32bit であっても、実際はそれを超えるアドレス計算ができるようになっています。

しかし、4GB以上のメモリを搭載していても使えるメモリが増えるわけではありません。(ただし、RAM DISK 作成ソフトなどは、4GBを超える部分にアクセスできるものがあります。)

では、何のためにこのような機能があるかというと、仮想記憶を拡張するためです。

32bit Windows では、仮想記憶が4GB(設定では4095MB)までしかサイズ指定できませんが、「物理アドレス拡張」を施すと、それを超える設定が可能になります。

また、この機能を使うとメモリの使い方が変わるらしく、動作が少しですが早くなります。特にソフトウェアの読み込みが早くなりますので、効果を体感しやすいでしょう。

なお、無効化する場合は「コマンド:bcdedit /set pae forcedisable」このようにしてください。

トラブルが怖いので誰にでもお勧めするわけにはいきませんが、「あともうちょっと何かチューニングできないか?」という時に試してみる価値はありますよ。

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