ガソリンスタンドはどうなる?

今年に入ってから急激に話題になっているガソリンスタンド激減の可能性。

ガソリンスタンドの埋設されているタンクの法律上の規定が変更されかなりの数のスタンドが改修工事を余儀なくされるそうです。

その結果、借金してまで改修工事しても意味がないと判断したガソリンスタンドが次々と店じまいしてしまうことが予想されています。

ガソリンが昔ほど売れなくなり収益が悪化しているうえに、個人経営の場合は後継者がいないなど様々な要因が重なることで「この機会に店を閉めよう」となる場合が多いようです。

改修の内容について詳しいことはわかりませんが、40年以上経過したタンクは安全性に問題が出てくるので、タンクを変えるとか補強するとかといった対策を講じないといけないようです。

また、費用については1タンクにつき750万円かかるとも言われていて、単純に考えてもレギュラー、ハイオク、軽油、灯油など4タンクぐらいになるはずですので、膨大な費用が掛かるのは間違いありません。

ただし、国からの補助金が出て3分の2ほどを援助してもらえるという話も聞きます。といっても一千万円以上もかかるわけで、現状では店を閉めたくなるのもわかります。

こうなると困るのが我々利用者で、ガソリンスタンドを探すのに一苦労ということになりそうです。また、灯油の販売についても同様で冬季は暖房に使いますから、命に係わる可能性すら出てきそうです。

改修の期限は今月いっぱいだそうですが、果たして実際のところどうなるのでしょうか?

どうもこの国は自動車に対して厳しいように思います。首都圏以外では自動車がないと生きていけないうえに、何といっても自動車は日本の産業の屋台骨です。

いっそのことガソリンスタンドをやめて電気スタンドにしてしまうのもよいのかもしれませんが、どうやって儲けるかが難しいところですね...。

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