セキュリティの盲点

マウスやキーボードをワイヤレスにするというのは最近では当たり前のこととなっています。

個人的には電池を使う入力デバイスは、いつまで使えるかを気にしなくてはいけないということから、あまり使っていません。

そんな折、マイクロソフトから新しいワイヤレスキーボードが登場します。

Wireless Desktop 2000という製品です。機能的にはごく一般的なもののようですが、大きく違うのが、通信が暗号化されているということです。

最近はワイヤレス化にあたって、電波を利用している場合が増えています。電波だと、障害物があっても確実に使えるので魅力的です。

しかし、到達距離が大きいので、傍受されて内容を解析されてしまう恐れがあります。

そうなると最悪の場合、パスワード入力時に傍受される恐れがあるのです。これでは、どんなに厳重にパスワード管理をしても、SSL保護のサイトを利用しても意味が無いわけです。

ワイヤレスキーボードから情報が漏えいするなどとはなかなか思いつきませんから、まさに盲点なのではないでしょうか。

あらゆる無線通信について疑ってかからないと、情報がどこから漏れるか非常に不安になりますね。

利便性を高めるとセキュリティが落ちるのはよくある話です。自分が普段何気なく使っているものが本当に大丈夫なのか、今一度確認しなくてはいけませんね。

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