新しいボクサー

ボクサーといっても格闘技ではありません。スバルの新型エンジンが発表されました。(詳しくはこちら

スバルのエンジンは何と21年ぶりにフルモデルチェンジだそうです。

エンジンというのは開発にかなりの時間と費用がかかるので、なかなか新設計というわけにはいきません。通常は長く使う中で少しずつ改良していき、いろんな車種にチューニングを変更して搭載します。

ところでなぜスバルのエンジンはボクサーと呼ぶのかというと、水平対向型でピストンの動きがボクサーの殴り合う姿に見えるところからだそうです。

水平対向エンジンはピストンが向き合っているので、お互いに振動を打ち消し合うように作用します。したがって中途半端にバランサーシャフトを搭載しなくても滑らかで振動の少ないエンジンになります。バランサーシャフトは抵抗になるので、出力という点ではないほうがよいわけです。

前にレガシィに乗せてもらったことがあるのですが、6気筒エンジンだとばかり思っていたのが実は4気筒だったというくらい滑らかで素晴らしいエンジンでした。

満を持して登場したエンジンですので、きっと素晴らしいエンジンに仕上がっているのでしょう。

いつもスバルは技術的に関心を引くメーカーですね。

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