おおむね問題なく使えるみたいですよ
GIMPといえば、無料のフォトレタッチソフトとして有名ですね。単に有名なだけでなく、必要な機能がほとんどついているので、有料のソフトを購入する必要がないくらいなところが一番魅力的です。ところで、Windows10でうまく動くんでしょうか?
実際にやってみました
仕事の関係で写真を修整することが多いので、Windows10で動かないと困るんですよ。今の仕事マシンがひょんなことから半ば強制的にWindows10になってしまいましたからね。
それで、やってみなけりゃわからないのでインストールしてしまいました。
インストール自体は何の問題もなく済みました。起動についても初回は若干時間がかかるものの大きな問題はないようです。
使ってみましたが、おおむねうまく動いているようですね。ただ1点だけ気づいたことがあります。
どんな問題が見つかった?
下のほうにあるステータスバー部分の倍率表示がおかしくなっています。明らかに文字化けしているので、フォント設定が変更できれば問題は解決しそうです。
そこで、フォントの変更方法を調べました。キーワード「GIMP フォント 変更」あたりで調べるといくつか出てきます。
アプリケーション自体のフォント変更は、設定ファイルを書き換えることで実現できます。普通のテキストファイルなので、検索して見つけたサイトのやり方で書き換えて(メモ帳などのテキストエディタで)みてください。
流れとしては、ユーザーフォルダにある「gtkrc」という拡張子のないファイルをテキストエディタで開き、必要な設定を記述します。(フォントは「メイリオ」の9ptにする例が多いみたいですね。)
こうすると、GIMP全体の表示文字が変わり、文字化けもなくなりました。
まとめ
Windows10は出たばかりなので、まだまだ問題点が見つかるかもしれませんが、OSの能力としては、なかなかのものだと思います。高速で、結構安定しているみたいだし、なにより無償でアップグレードできますからね。
ただし、すぐに仕事用のマシンをWindows10にすることだけはやめたほうが良いでしょうね。私の場合はやむを得ずWindows10にしていますが、仕事柄新しいOSのことを知っていないといけないので、ある意味で修行の道を選んだわけです。
できれば、一台実験機を用意して十分にテストを行ってほしいと思います。(GIMPのような例がありますからね。)
以上、Windows10でGIMPを使ってみましたので、報告でした。