パソコン向けの4Kディスプレイがじわじわと出回り始めています。
4Kは高精細な画面で、パソコン画面では横のドット数が3,840あるものがそのように呼ばれます。
ちなみに縦は2,160ドットなので、3,840×2,160という解像度になります。
このようなディスプレイを単純に利用すると、とてつもなく細かい表示になります。Windowsのデスクトップのアイコンが目に見えるギリギリのサイズになる感じで、文字はおそらく読めません。
やむを得ず表示倍率を上げると見えるようになりますが、それでは意味がありません。(でも、虫眼鏡で見るというのもなんだか間抜けで変ですしね。)
ようするに、高解像度を使いこなせる環境がないんです。ただただ解像度が高いだけで、それ以上でもそれ以下でもないのです。(医療など特定用途では「待ってました!」という状態でしょうけれども。)
現状では写真の解像度に近いと思われるので、その表示に使えるんでしょうか。
ハードが先行していてそれを使いこなせるだけのソフトがないというのが、今一番大きな問題なのではないでしょうか。
なので、使いこなせない限りは4Kというものの魅力は伝わりづらいでしょうね。