ホンダの複数の車がリコール対象になっています。
対象車は『フィット』、『ヴェゼル』、『N-WGN』などです。
ちょっと心配なのは、現行型フィットはすでに4回リコールしており、今回で5回目となることです。
リコールを正直に届け出るというのは当然だし、立派なことです。
しかし、5回もリコールとなるとさすがに信用がおけなくなる方が出てきても仕方ないでしょう。特に日本人の性質からいうと、問題のある製品を売りつけられたと思う可能性があります。
いろんな部品を共有化しているため、1つ不具合が出るとほかの車種も一斉にリコールという場合も多く、その辺のことも多分にあるように感じます。
今のモノづくりはどうしてもコスト削減を第一のようにしているので、根本的に何らかの対策をしないと、このようなことを繰り返してしまいかねません。
「ガンバっていいものを作ればよい」というような根性論では済まないでしょう。車の場合は人の命がかかわってきますから。
根本的な対策となると、なかなか難しいことへ挑戦しないといけないかもしれませんが、ホンダには踏ん張ってほしいと思います。