NVIDIA のモバイル用 GPU

NVIDIA からモバイル用のハイエンド GPU 「GeForce GTX 980M」と「GeForce GTX 970M」が発表されました。

デスクトップ版のチップと比べて約80%の能力が出せるのが特徴だとか。

GeForce 300~500シリーズ(Fermi世代)では40%、GeForce 600シリーズ(Kepler世代)では60%だったそうです。

ノートの場合は、電力消費を落としながらも性能を落とさないというかなり難しいことをしなくてはなりません。さらに、発熱も抑えないと冷却が非常にややこしくなります。

そういった点を考えるとどうしても GPU の搭載はコストがかさむため、ごく一部のノートPCしかされていません。

そういった点を考えると今回発表されたチップは、より一層電力消費について考えた設計になっているようです。

NVIDIA としてはすべての描画を自社チップで行ってほしいでしょうが、いくつかのPCメーカーが行っているように、通常は CPU 内蔵の GPU で描画を行い、いざというときには別チップの GPU を使うようにした方が電力の効率がよさそうです。

最近のユーザーはメインの PC がノートの場合も多いでしょうから、描画に関してうまく対応できるノートPCが登場することが望まれていると思います。

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