日産と三菱がOEMを拡大するそうです。
現在お互いに自動車を融通し合っています。
例えば、三菱の軽を日産が販売、日産の商用車を三菱が販売といったような関係ですが、それがさらに広がります。
日産からフーガを三菱からMINICAB-MiEVを供給するのだそうです。
今後世界を相手に強豪と戦っていくには、お互いの得意分野を侵食しない形で共存するしかありません。
それが進めばやがてグループ会社になったり、さらには合併することもあるでしょう。
流れからすれば、日産と三菱がくっつくということが考えられます。三菱とプジョーの関係が切れた時点で、先の展開が見えるのではないでしょうか。
おおざっぱにいえば日本国内に、「トヨタグループ」、「日産グループ」、「その他のグループ(スズキ?)」などになっていきそうです。
心配なのはホンダです。どことも協力していませんので、ここで何らかの動きを見せないと、今後相当厳しいのではないでしょうか。
ヨーロッパでは、いろいろなメーカーがグループ化しています。日本もそのような形で望まないと、味方(日本メーカー)同士で戦わなくてはいけなくなります。
予想だにしないあっと驚くような動きで世界に対抗していく必要があるでしょう。
でも、自動車会社の実権を握っている人が、それに気づいているかどうかが一番大きな問題なんですよね。