BMWの1シリーズがモデルチェンジしました。
(詳しくはこちら【「BMW1シリーズ」がフルモデルチェンジ】)
今回のモデルチェンジで注目なのはエンジンです。
先代のモデルでは、1.6L、2L、3Lと3種類のエンジンがありましたが、今回からは1.6Lに統一されました。
グレードに合わせてチューニングを変えており、116iでは136ps, 22.4kgm、120iでは170ps, 25.5kgmとなっています。
ターボなどを搭載して力を絞り出していますが、燃費もかなり良く、日本のモード燃費で116iが17.6km/L、120iが17.2km/Lを実現しています。
エンジン屋であると自ら言っているBMWだけにかなり気合が入っています。日本のエンジンでは太刀打ちできないかもしれませんね。
数年前から欧州車は低排気量ターボで、燃費とパワーを両立してきましたが、いよいよ日本の燃費技術も危うい感じになってきました。
日本国内では日産が比較的ターボに意欲的です。昔からターボを積極的に取り入れていましたから基本の技術に自信があるのでしょうか。
数年前に可変圧縮比ターボという技術を開発していましたが、うまく実現できればこれもかなり有望な技術であると思います。
BMWのエンジンに刺激を受けて、日本の特にハイブリッドを持っていない会社はエンジン技術を積極的に磨いてほしいです。
また、日本が世界をリードする日が来てほしいものですね。