情報流出の調査結果が出たようです
いや~、なんというか腹立たしいを通り越して笑っちゃいますね。日本年金機構が無茶苦茶な組織であることがとてもよくわかりましたよ。
どんな調査結果が出た?
125万件の情報が流出したわけですが、それがたったの3日間だったそうです。高速通信の時代とはいえ、これだけのデータ量を3日間でとられてしまうとは...。
発端は、ウイルスが添付されたメールを開いて感染してしまったことですが、そもそもそのようなメールを安易に開くこと自体おかしいし、しかもそれをセキュリティ担当職員にまかせっきりにして自分はお構いなしといった感じだそうです。
おまけに担当職員は1人だとか。膨大なデータを管理しなくてはいけない組織にセキュリティ担当が1人って、その人が急病などで休んだらどうするんですかね?
まったくでたらめな組織
今回の件を調査している検証委員会のが会見で語っている言葉がすべてを物語っていますね。
-以下引用
「不祥事やコンプライアンス(法令順守)違反を起こす組織は似ている。一体感なく、職員に使命感がない。年金機構にもそういうものを感じた」
引用終わり-
つまり、年金機構の組織そのものにまったくやる気がないんです。一事が万事そういう対応の仕方なんでしょう。人の金だから何とも思わないんですよ。
だから、そこにいる人たちに何を言っても無駄ですから、この組織は完全に一から作り直すしかないでしょう。もちろん現在従事している人はすべて外して。
まとめ
うすうす感づいてはいましたが、不注意とかそういう問題ではなく組織そのものが腐っていましたね。これじゃ、マイナンバー制度もいったいどうなることやら...。
私は常々セキュリティについて言っていることがあるんです。
「セキュリティは技術ではなく、扱う人の意識が大切である」
以上、最後に年金機構の再編を強く希望して終わりとしますね。