V-NAND 採用の普及版 SSD

サムスンから V-NAND 採用の SSD 『850 EVO SSD』が12月後半に発売されるそうです。

先に発売されている『850 PRO』という製品がありますが、こちらはハイエンド向けで MLC 型の V-NANDを搭載しています。

これが 850 EVO の場合は TLC 型の V-NAND となり容量をアップしながら低価格を実現します。

これまでの NAND と比べて V-NAND はメモリを積層することで容量アップが図れるようになっています。今までのプロセスを微細化する方法と比べると、より簡単に容量アップができるらしいです。

プロセスの微細化は、つまり回路を細かくするということなので、どうしても隣り合う回路の間で干渉が起きやすくなります。

しかし、積層するとプロセスを微細化しなくて済むので高速で安定するそうです。

実際に製品の情報を見てみると、シーケンシャルのリードが540MB/s、ライトが520MB/sとなっていますので、過去の TLC 型 NAND よりも高速なようですよ。

また、信頼性が上がっていることも期待できるので、かなり注目の製品だといえますね。

これまでは、一部でサムスン製のSSDは信頼性に問題があると聞いていましたから、その辺がクリアされれば、あとは価格次第で購入対象にしてもよいかなあと思います。

ラインナップは 120GB、250GB、500GB、1TBとなっていますが、250GBか500GBあたりがよく売れそうですね。きっとその2製品の価格を戦略的なものにするだろうと予想します。

そろそろ SSD は 500GB クラスになっていくんでしょうかね(価格は3万円ちょっとぐらい?)。

ああ、120GBを4万円で購入していた時代はなんだったんだろうか~(笑)。

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