日立の研究で、石英ガラスに大容量データを記録することに成功したそうです。
なんでも、2009年から研究していたそうで、今回100層記録に成功したらしく、1インチ当たり1.5GBという記録密度に達したそうです。これは、BDと同等の密度だそうです。
また、石英ガラスに記録した場合は、1,000℃で2時間加熱してもデータの劣化がないそうで、これによって3億年を超える保存ができることが示されたそうです。
おそらく用途は限られるのでしょうが、普通に一般的な記録メディアとして使えるようなものになれば、それはそれで使い道ができるかもしれません。
デジタルデータはデータの劣化が一番恐ろしいことで、ものによってはたった1か所のビットがおかしくなるだけで、すべてのデータが無効になることだってあります。
頑丈な記録メディアという観点で、ちょっと面白い技術ですね。