大容量ストレージの売り方を考える

パソコンに大容量のストレージは欠かせません。

真っ先に思い浮かぶのが『HDD』です。

HDD は従来から比べるとかなり高速になりましたが、SSD の登場で高速性は売りにできません。したがって容量と価格で勝負しています。

一方、最近もはや主流になりつつあるのが『SSD』です。

SSD は高速で信頼性が高いことから人気がありますが、価格が高いため、容量の点で不利です。これらの製品はお互いを補完するような関係性になっているところが興味深いです。

ところで、SSD は価格が少しずつ下がり始めています。

しばらく販売が低迷していた感じがありましたが、低価格品が出てきたことでまた復活してきました。一般的に低価格 SSD は品質が悪い印象ですが、品質を落とさずいわゆる有名ブランド品が価格を下げ始めたのが復活の大きな要因でしょう。

さて、SSD の『ウリ』とはなんでしょうか?

誰もが「高速性」を訴えるでしょう。しかし、それだけでしょうか?おそらく業務で使うときには「高信頼性」の方が訴求できるはずです。

業務で使っていた HDD が壊れて寿命が縮む思いをした人は決して少なくはないはずです(私も肝を冷やしたことがありました)。

しかし、SSD にすればそのようなことは縁遠くなるということを訴えれば、価格が多少高くても売れるはずです(データ復旧に10万円使うのに比べたら安いですからね)。

今後 SSD の低価格化が鈍化したときは、この「高信頼」をウリにしてはどうでしょうか?

きっと高付加価値商品として認められるのではないでしょうか。

とまあ、考えてみましたが、メーカーの人が見るとも思えないので、ただの戯言ですけれどね(笑)。

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