BMW i3 は注目すべきところがいろいろありますが、私はタイヤについて考えてみます。
テレビコマーシャルでも流れていますが、i3 のタイヤはかなり特殊です。
サイズは「155/70R19」となっています。数値で表すとわかりにくいかもしれませんが、ようするに大径でありながら細いのです。
これは、少しでも電費をよくするために開発されたもので、要求された使用を達成できたのはブリヂストンだけらしいです。
どんな効果があるのかというと、大径化することで内圧を高くし転がり抵抗を低減しつつ、細くすることで空気抵抗を減らすということらしいです。
身近なタイヤでは軽自動車用が155ぐらいです、それが19インチにまで拡大したということですから本当に特殊なタイヤですね。
この流れが今後続くようであれば「大径で細い」タイヤが流行るかもしれません。
ふと思ったのですが、大昔の車はタイヤがむき出しで、しかもそのタイヤはまるで自転車を思わせるものでした。
i3のタイヤが目指すところに何だか近いように感じます。歴史は繰り返すのでしょうかね(笑)。