サムスンからSSDの新製品が発表されました。
TLCのNANDを使った製品で、以前からある 840 というモデルの進化型です。
名前は「840 EVO」で、書き込みが大幅に高速化されています。
シーケンシャルの読み込み速度は旧製品でもほぼ 540MB/s なのですが、書き込み速度は120GBで130MB/s、250GBで250MB/s、500GBで330MB/sと決して速くはありません。
しかし、新製品の書き込み速度は120GBで410MB/s、250GB・500GBで520MB/sと確実に速くなっています。
バッファ技術で実現したようで、バッファが効かない場合は旧製品と同等の速度になるそうですが、通常そのような状況は起きにくいようです。
また、NANDメモリのプロセスは1xnmのものになったそうです。(詳しくは公になっていないようですね。)したがって、価格が少し下がることになるでしょう。
TLCを使った製品でも速度は十分なレベルになることがわかりましたが、あとは寿命がどの程度なのかということと、もっと価格が下がってほしいです(意外と高いですから)。
さて、実売価格はどれくらいになるのでしょうか。注目ですね。