メガーヌRSの展示車を見て気付いたことがあります。
それは、ブレーキのスリットの入り方です。
メガーヌ3のRSはブレーキディスクに標準でスリット(スロット)が入っています。
いろいろなパターンがある中で、一般的な一本線のものが斜めに8本ほど入っている良く見慣れたものです。
通常斜めに入れるということは左右対称になるように向きを揃えるものですが、展示車を見たところ左右非対称でした。つまり、左右同じディスクを使っているのです。
結果、スリットが片方は前向き(逆回転)にもう片方は後ろ向き(正回転)になってしまっています。
ブレーキメーカーのサイトでは、スリットがどちら向きかでブレーキ力に差が出ると説明されており、逆回転の方が正回転よりもブレーキ力が少し増す代わりにダストも増えるとうたわれています。
ちなみに私がディクセルのスリット入りブレーキディスクを購入したところ、左右対称で向きを間違えないようにつけないといけませんでした。
ブレーキメーカーの言い分が正しいならば、メガーヌ3RSは左右でブレーキの利きが違うことになり、片方だけダストが多いということになります。
ブレーキメーカーが正しいのか、それともルノーのテストの結果特に差がなかったのか、いったいどうなっているのか不思議です。
う~ん、謎ですねぇ。