パソコンのセキュリティは近年大きな話題であり課題です。
いろいろとソフトウェアが出ていたり、場合によってはハードウェアで対応したりします。
しかし、利用者の教育がうまくできていないと、単純なところでセキュリティが大幅に低下します。
それは、ログオン状態での離席です。
これは、誰でもそのパソコンを簡単に使えるということです。
つまり、決して破られることのない最高のカギを取り付けてあっても、施錠しなかったら何の意味もないのと同じです。
そこで注目されるのが、離席すると自動的にパソコンをロックするシステムです。
Windows標準機能の場合は、一定時間操作しなかったら自動的にロックするという方法しかありませんが、バッファローが販売するシステムは少し違います。
「BSBT4PT02BK」というカードと「BSBT4D09BK」というUSBアダプタを組み合わせて使うと、自動的にロックとロック解除を行います。(セット品もあります。)
アダプタがセンサーになっていて、対になるカードが一定の範囲から外へ出るとロックし、内へはいるとロック解除するというものです。
これならば、ロックし忘れることもありませんし、解除の際にパスワードを入れるという面倒もありません。
なお、パソコン本体にBluetooth4.0が搭載されていれば、カードのみで使えるようですが、保証の限りではないかもしれません。
セキュリティとはどうしても面倒なものですので、このようなシステムで少しでも簡単にすることで、セキュリティを高めていくというのも一つの方法ではないでしょうか。
指紋認証と組み合わせて使えば、まったくパスワード入力なしで高いセキュリティを実現できそうですね。