最近、メモリメーカーの間では低消費電力のメモリを相次いで発表しています。
メモリは電気だけで記憶していますから、意外なほど消費電力が大きいようです。そのため、消費電力を25%~50%も削減ものが登場してきています。
バッテリー駆動のノートPCの場合は、バッテリーの持ち時間が延びる可能性があります。
また、メモリを8GB程度積むのは当たり前の時代になってきていますので、そういった場合にも効力を発揮します。
というのも、例えば今まで4GB1枚を使っていたとして、増設して8GBにすると4GBを2枚ですから当然消費電力は倍です。
しかし、これを低消費電力型のメモリ2枚に変えれば、消費電力は従来型1枚のときと同じです(消費電力を50%削減できる製品の場合)。
つまり、メモリモジュールの数が増える傾向にあるので、消費電力を抑えるというのは現代の使い方によく合っているといえます。
バッテリーのパワーも大事でしょうが、いかに電気を使わないようにするかを研究するのも大事ですね。
特にノートPCではその技術がふんだんに盛り込まれているので、「省電力のかたまり」と言えるのではないでしょうか。