最近はいわゆる自炊の広がりとともに、フラットベッドスキャナよりシートフィードスキャナが注目されるようになってきました。
シートフィードスキャナはその名前の通り、用紙をプリンタの様に自動的に吸い込んで読み取るというものです。
これにより複数枚の用紙を短時間にまとめて取り込むことが可能で、効率よく文書を電子化できます。
私の場合、いわゆる自炊はしないものの、例えばセミナーなどに出掛けて紙の資料をもらうと、せっかくタブレットPCを持っていってもメモが取りづらい状況でした。
そこで、富士通(PFU)のScanSnap S1100 というモバイルタイプのスキャナがあることに気付きました。これならコンパクトな上に350gと軽量で、電源もUSBバスパワーと手軽に持ち歩いて好きな時にスキャンできます。
ただ、全く問題が無いわけでもなく、1枚ずつしかシートフィードできないとか、片面しか読み取れないといった部分があります。しかし、これらはユーザーが頑張れば何とかなるものなので、私の様な使い方であれば致命的ではありません。
なお、注意が必要なのが、TWAINなどの汎用的な規格に対応していないことです。ハードウェアからソフトウェアまで囲ってしまおうとしているのでしょうけれど、そこが唯一残念なところではあります。
値段も特別高いわけではありませんので、近いうちに買いたいですね。