Windows7 が高速起動する技術が発表されています。(詳しくはこちら)
レノボがマイクロソフトと協力して開発した技術で、Enhanced Experience 2.0 と呼ばれています。
起動時間がわずか10秒ということで、非常に驚きです。初期バージョン(バージョン番号はなし)のときはここまで速くなかったので、素晴らしいですね。
仕組みについて大雑把に解説すると、一般的な起動ではCPUのアイドル(何もしていない暇な)時間が結構あり、そのために時間がかかるのだそうです。そこでCPUが一生懸命頑張って休む暇なく処理を行うことで、あっという間に起動するのだそうです。
しかし、そのためにはレノボの力だけでは限界があるので、マイクロソフトの協力を得て、最適な起動が行えるようにソフトウェアの改良を行ったそうです。(詳しくはこちら)
正直言って、「なんだ、やればできるじゃん」と思ってしまいますね。全メーカーがこのような最適化を行ってくれれば起動を待つようなことが減るのは間違いないです。
PC の操作に慣れてしまうと、実は起動時間がとんでもなく長いことに気づかなくなってしまいます。初めてPC を触った人は画面がすぐ出ないことに驚くことでしょうが、10秒で起動するのであれば待てるかもしれませんね。
このようにこれまでの常識を覆すような技術は、とても興味深く面白いものですね。