ディスクは使用し続けるとフラグメンテーションを起こします。
フラグメンテーションを解決するには、いわゆるデフラグツールを使用します。
世の中デフラグツールは数多くありますが、今回は Diskeeper 2010 を使ってみました。
特に興味があったのは、SSD 対応のツールが付いているところです。ちなみに「with HyperFast」となっているバージョンがそれに当たります。
また、Windows のバージョンやエディションと Diskeeper のエディションには注意してください。例えば、Windows 7 Professional に対応するのは Diskeeper も Professional です。違うものを買うと使えないようですのでよく確認しましょう。
SSD を内蔵した HP 2730p にインストールして使用してみました。使い方はなれると簡単で、ほとんど特別な設定はありません(というか設定個所が少ないです)。
使用してみたところ、残念ながら高速化した様子はありませんでした。というのも、もともとデフラグ(Defragglerを使用)を定期的に行っていたので、SSD のパフォーマンスが落ちていなかったのです。
それでも SSD に合わせた最適化を行ったようですので、今後の使用でフラグメンテーションは起きにくくなるかもしれません。Windows の起動前に最適化を行って、すべてのファイルのフラグメンテーションを無くすこともできるようになっています。
あと、特徴的なのがデフラグ後にディスクの容量が増えたことです。SSD の場合特殊な書き込み方をするので、空き領域が一掃されたのかもしれません(Trim 機能のようなもの?)。
フリーでも評判の良いデフラグツールを使用していれば速度面では問題がないようです。したがって、より完璧なデフラグを行いたい場合に Diskeeper を使用すると良いのだろうと思います。