SSD の速度とフォーマットの関係性について調べました。
HP 2730p の HDD はもともと 120GB とそんなに容量が多くありませんでした。今回 SSD に交換しましたが、金額や、入手性の問題で 128GB のものを使用しています。
さすがに本格的に使い始めると足りなくなる可能性があるし、SSD は空き容量がある程度ないと速度が低下するという傾向があるので、さらに記憶領域を確保する必要がありました。
そこで、 ExpressCard型の SSD を購入して利用することにしました。
購入したのはグリーンハウスの GH-SSD64GEX-34M です。容量は 64GB の MLC で、読み込み120MB/s、書き込み30MB/s の公称値となっています。
データを記録する前にベンチマークを行いました。
メーカー出荷状態の FAT32 と、あとでフォーマットしなおして NTFS とで比較してみました。
結果、上の通り大きなファイルほど FAT32 のほうが早いことがわかりました。特に書き込み速度の低下が大きいようです。
これは、内蔵している SuperTalent の SSD と同じ傾向です。フォーマットによって速度が影響を受けるのは珍しいことではありませんが、ここまで大きく影響を受けるデバイスは少ないのではないかと思います。
それでも十分高速であるといえると思いますが、SSD の購入の際はメーカーの公称値を鵜呑みにしないで、検討しないといけないようですね。