いじくるつくーるの設定(何回かシリーズ その1)

今日は「Windowsの深い部分の設定」について紹介します。
ここにはシステムパフォーマンスに影響のある設定がいくつか存在します。
 
1.[不要になったシェル拡張DLLをメモリからすみやかに削除する]という項目
 メモリが少ない環境(例えば1GB以下など)であれば節約効果があるかもしれません。逆にメモリがたくさんある場合はこの項目を変えないことで動作がスムーズになるのではないでしょうか。(一種のキャッシュ効果)
 
2.[プログラム起動用メモリを解放する]という項目(パフォーマンスオプションで「システムキャッシュ」を優先させるのと同じです。)
 これもメモリが少ない場合に節約効果がありそうですが、やはりメモリがたくさんある場合はこの項目を変えないほうが速そうです。
 
3.[リアルタイムクロックの優先度]という項目
 既定値は0ですが、1に変更することで若干速くなるようです。
 
以下はサーバー用途での設定と考えてよいです。
4.[CPU占有時間比率]という項目、[占有時間の可変]という項目、[スレッド切り替え間隔]という項目
 通常は触らなくてもよいですが、サーバー用途の場合は調整することで動作効率を上げられます。
 (上記3項目は、パフォーマンスオプションで「バックグラウンドサービス」を優先させると自動的に設定されます。)
 
5.シャットダウンに異常に時間がかかる場合は、[ログオフ/シャットダウンを始めてから何ミリ秒後にサービスを強制終了するか]という項目で時間(ミリ秒単位)を操作すると素早くシャットダウンできます。私は1000にしていますが、場合によっては動作に不具合が生じるようですので、大きめの数字がよいかもしれません。
 
これらの設定を変更することで多少パフォーマンスに変化が出ると思います。
 
システムに重大な問題を引き起こす可能性がある操作ですので、十分気を付けて自己責任でお願いします。
 
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