太陽誘電、光学メディアから撤退

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太陽誘電が光メディアをやめるようです。

光記録メディアは一時に比べると勢いがなくなっていますが、そんな中で太陽誘電が撤退をするそうです。なぜ撤退することになったんでしょうか?

太陽誘電とは?

コンデンサやノイズ対策品などの電子部品を作ることがメインの会社らしいです。そして、それ以外にいくつかの事業があり、その一つが記録メディア事業だったようです。

どんなメディアを作っていた?

CD-R、DVD-R、BD-Rなどの光学式の記録メディアです。「日本製」で高品質であることをウリにしていて、他社に先駆けて結構前から製品を販売していたように私の中では記憶しています。

撤退の理由は?

結構人気のある製品なので、順調に販売していたようですが、市場の縮小には勝てなかったようです。最近ではディスクに書き込むことはとても少なくなりましたからね。8GBを超える容量のUSBメモリがほんの数百円で買えるのだから、利便性を考えたら売れなくなるのも仕方ないのかも。

会社としてはかなり頑張ったみたいですが、原材料の高騰も追い打ちになったようですね。どうも最近は原材料の高騰が理由の「値上げ」が多いですが、プラスチックなどの石油系の材料が高くなっているんでしょうか?

まとめ

色々な製品が出回るようになると、どうしても競合優位性を打ち出しにくくなります。特に外国製品は安いので、大した違いが感じられなければ他社製品を購入してしまうでしょうね。

個人的にいつも疑問に思うのが、そんなに「日本製」がウリになるのか? ということです。もちろんものによるんでしょうけれど、完全に機械で作られるものには差が出にくいのも事実です。

もうちょっというと、「日本製だからここがスゴイ」というところまで必要なんだと思います。

他の分野のメーカーも、もし「日本製」だけがウリの場合は魅力の開発が何よりも急務なんじゃないでしょうか。それこそ日本製ならではのスゴさを見せつけてほしいと思います。

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