バックアップは意外に難しい?

HDD のトラブルに見舞われてからは、かなり厳密にバックアップを行っています。

万が一の際に復旧が一番簡単なのは完全バックアップです。ディスクイメージを丸々バックアップしてしまえば新しいHDDにそのまま元の状態が復元されます。

しかし、このバックアップ方法には多少の問題があります。

バックアップするデータ量が膨大になるということです。完全バックアップとなるとパーティションイメージをそのままバックアップしますので、何らかのツールを使用することになるでしょう。それらのツールには圧縮機能がありますが、容量が半分くらいになるほど圧縮できるものではありません。(ツールによって差はあるでしょうが)

そこで、ある程度の取捨選択が必要になります。つまり、絶対必要なデータとそうでもないものを分けるのです。

たとえば、CDからリッピングしたデータの場合は、元のCDからまた取りなおせばよいですし、ダウンロードしたファイルも簡単に手に入るものであれば、ダウンロードしなおせばよいですね。

自分で作ったデータであるとか、メールが格納されたファイルなどは代わりがないので、消えてしまっては困ります。

このようにして必要なデータだけをバックアップして、そうでないものはバックアップしないという、潔い決断が必要です。

そのようにしないと、例えば500GBのHDDをバックアップするために750GBのHDDを用意しなくてはいけなくなる可能性が大きくなります。どうしても作業領域が必要になるので、一時的に容量がはみ出してしまうのです。

もちろんお金が有り余っている人とか(笑)、面倒くさがりの人は、大きなHDDを準備してすべてをバックアップしてしまえばもしもの時に非常に楽です。

この辺は財布とよく相談しながら妥協ラインを良く考えないといけないでしょうね。

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