最近のスーパーコンピューター

中国のスーパーコンピューターが世界1になったことが話題になっています。

これは、「LINPACKベンチマーク」というプログラムを動かして、ベンチマークテストを行った結果、世界1の処理速度であったということだそうです。

ところで、この結果について面白いことが分かりました。(詳しくはこちら

この「LINPACKベンチマーク」というプログラムは、浮動小数点演算をさせることで速度を計るようなのです。

そのせいか、どの国のスーパーコンピューターもグラフィックカードにかなり性能の高いものを使用しているようです(GPU の能力を借りて処理するため)。

そしてそのGPU の力がコンピューター全体の9割を占めているのだそうです。

映像やグラフィック処理は、浮動小数点の塊ですから、今後パソコンにおいてもますますGPU の力が問われそうです。

その昔パソコンは、CPU とは別に浮動小数点計算用の「コプロセッサ」と呼ばれるものを搭載していましたが、現代は再び整数と小数の計算を別ユニットで行うようになっていくようですね。

こうなると、世の中の7割以上がノートPC ですから、GPU 性能を上げる(電力は下げる)ことが非常に大事になりますね(概してノートPC のGPUは能力が低い)。

ノートPC のグラフィック環境が変わりだしたら、コンピューターの使われ方も変わっていくかもしれませんね。

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