Windows 7 に対応していないソフトは XP Mode を使えば利用できます。
もちろん Windows XP に対応している必要はありますが、大抵のソフトは利用できるのではないでしょうか。
準備については比較的簡単です。
必要なのは、Windows Virtual PC(Windows6.1-KB958559)と WindowsXPMode_ja-jp の2つです。
Windows Virtual PC をインストールしてその後に WindowsXPMode_ja-jp をインストールすると仮想の Windows XP が利用できるようになります。
この仮想の Windows は単に Virtual PC 内で動くものではなく、インストールされたアプリケーションは Windows 7 で通常のアプリケーションと同様に動きます。
ここまでは調べればよく出てくる話です。では実際どのようにすればよいのでしょうか?
実はこれも簡単で、仮想の Windows XP でアプリケーションをインストールすれば、自動的に Windows 7 で利用できるようになるのです。(インストール後に、スタートメニューの「Windows Virtual PC」→「Windows XP Mode アプリケーション」というグループにアイコンが作成されます。)
とにかく XP Mode で利用したいアプリケーションを仮想の Windows XP にインストールすればよいのです。
起動に時間がかかるものの、一度動いてしまえばそんなに遅いということはないようです。
例えば、DigiOn Sound4 をインストールしてみましたが、編集作業などは普通に使えるようです。(ただし録音がうまくいくかどうかはわかりません。)また、Virtual Sound Canvas は利用できるものの、音が一定間隔で途切れる現象が見られました。設定や環境によってはうまくいくのかもしれませんが、当方では完全な動作とはいきませんでした。
過度に期待せずに、必要な機能がうまく動いたら「ラッキー!」ぐらいの気持ちで使用すべきでしょうね。
なお、当初は CPU に仮想化技術があることが必須でしたが、最近ではその条件をなくすパッチが Microsoft からダウンロード(x86 x64)できるので、試してみる価値があると思います(パフォーマンスはかなり落ちそうですが)。
うまくいけばソフトを買いなおす分の出費が浮きますね!(でもその分で周辺機器を買ってしまうのかな?)