NAND メモリに関する講演についての記事があります。
マイクロンとサムスンが講演を行った模様で、NAND つまり USBメモリや SSD などに使われるメモリの展望について語られています。
その中で、身近に関係有りそうな内容がマイクロンの講演の中にありました。現在の NAND のプロセスは 34nm ですが、今年の第2四半期には 25nm プロセスの製造を始めたそうです。つまり、現在量産中ということなので、潤沢に供給されれば具体的な商品つまり SSD の価格が下がる可能性が出てきたわけです(だいぶ先のことでしょうが)。
通常 SSD の価格が下がるときは半額近くになる場合が多いので、期待せずにはいられませんね。
ただし、世の中の NAND の7割近くをサムスンと東芝でシェアしているそうなので、マイクロンの製造規模では潤沢というわけにはいかないかもしれません。それでも最近値動きが停滞している SSD ですので、非常に興味深いですね。
しかし、容量を増やすためにいろいろ努力すると、構造が複雑になり、NAND をコントロールするのが難しくなるようです。
なにかと SSD(NAND) という製品は苦労するもののようですね。(でもやりがいはある? 笑)