今日は「起動時に特定ファイルや履歴を削除」について紹介します。
ここについては多少システムパフォーマンスに影響があるかもしれません。
1.[環境変数TEMP][環境変数TMP]の項目について
ここにチェックを付けて自動的にTEMPフォルダを掃除するようにしておけば事実上ゴミとなってしまった一時ファイルを削除できます。本来ならシステムで自動的に行うべきことですが、手動で削除するしかありません。また、合計4つのチェックができますが、どれか1つだけチェックを付ければ動作上問題ないと思われます。ただし、ソフトウェア(デバイスドライバに多い)インストーラーによっては、再起動後にTEMPフォルダ内にあるプログラムを実行してインストールの続きを行おうとするものがあるので、注意が必要です。
2.[Windowsフォルダ内のTEMP]の項目について
ここにチェックを付けて自動的にTEMPフォルダを掃除するようにしておけば事実上ゴミとなってしまった一時ファイルを削除できます。本来ならシステムで自動的に行うべきことですが、手動で削除するしかありません。しかし、ここを有効にすると使用中で削除できない旨が表示されて煩わしい場合があります。好みの問題がありますが、自分で掃除することを検討すべきかもしれません。(私は自分で掃除しています。)
3.[最近使ったファイルのフォルダ]の項目について
好みに応じてチェックを付ければよいと思います。また、どちらか一方のチェックで構いません。「最近使ったファイル」の一覧を削除するように設定すれば、起動や終了が早くなるかもしれません。(起動時や終了時にリンクをチェックしているようです。)
上記のようなテンポラリフォルダの中はゴミがたまる場合が多く、しかもそれを知らない方が多いようです。また、分かっていても掃除を忘れる場合も多いですので、重宝する設定ではないでしょうか。
※システムに重大な問題を引き起こす可能性がある操作ですので、十分気を付けて自己責任でお願いします。