まだまだ出てくるSSD

SSD については何度かこのブログで取り上げていますが、ほとんど毎日のように新しい製品が出てきています。
 
ハードディスクの場合は製造にかなり大掛かりな設備と技術が必要で、次々とメーカーが統合して整理されたのとは対照的な状況にあるのが SSD の現状です。
半導体自体はよそが作ったものを買ってきて、自社工場で基盤にそれを取り付けて2.5インチサイズにパックすれば出来上がり(大雑把に言うと)という感じでしょうから、メモリ製品を出している会社ならいくらでも作ることが可能なわけです。
 
それで、現状どうなっているのか調べると、容量については 256GB が一番大きいようです。
また、1GBあたりの単価が一番安いのは 128GB あたりの製品のようです。
 
そして、そこそこ使えそうなもので低価格なものを探すと、CFD販売の「CSSD-SM120NJ」がよさそうです。これなら 120GB で平均価格が25,000円を割っています。
だいぶ現実的な価格になってきているのではないでしょうか。(A-DATA製品も安いようですね。)
 
さて、ここでチェックしておきたいのが使用されているフラッシュメモリの種類です。
現在 SLC と MLC の2種類あり、それぞれに特徴があります。
 
SLC:
 高速で寿命が長いが、容量が小さく高価。
MLC:
 容量が大きく安価であるが、低速で寿命が短い
 
簡単に言うと上のような感じですが、速度については内部的に RAID のような形でアクセスすることで速度を高められるので、MLC でもかなり高速ですが、寿命には大きな差があります。論理的には十倍の差があるようで、ここが一番のネックになるかもしれません。
 
しかし、それでも各社いろいろと工夫しているようですから、きっと寿命に関する問題も解決されるのでしょうね。
(SanDisk は ExtremeFFS技術という高速長寿命化の技術を開発したようです。)
 
それでも正直言って購入するにはまだまだ高価ですよ。せめて容量が4倍くらいにならないと...。
 
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