特徴を知っておけば損をしません。
パソコンは新品で買うより中古で買うほうがお得です。特に、Windows10を使うためのパソコンは、中古で手に入れたほうが何かといいんですが、ちょっと知っておいたほうが良いことがあるんですよ。
知っておくべきこととは?
一番のポイントは、提供されるOSです。現在の中古パソコンならWindows7か8(8.1)で間違いないでしょう。とくに問題があるとすればたいていはWindows7モデルです。
Windows7モデルの場合、パソコンにもともと入っていた場合は、単純にリカバリーして販売されます。しかし、リカバリーディスクが欠品しているとか、そもそもVistaモデルだったものに中古パソコン専用ライセンスのWindows7をインストールしたモデルは少し違うことがあります。
Windows7がインストールされているものの、リカバリーディスクやリカバリー領域がない場合があるんです。つまり、不具合が発生しても初期状態に戻せないから困るんです。
でもそういう製品に限って、状態も良くて安いことが多いんですよ。困ったもんですね。
何とかならないの?
一応何とかなるんです(笑)。Windows7のイメージバックアップ機能を利用して、お手製のバックアップディスクを作っちゃえばいいんですよ。そうすればほとんど費用をかけずにメーカー製パソコン並みのディスクが作れちゃうんです。
用意するのは購入した中古パソコン以外に、
- DVDディスク3枚(2層式1枚と1層式1枚でも可)
- DVDドライブ(ドライブがないノートパソコンのみ)
これだけでいいです。
具体的なやり方は?
スタートメニューから[メンテナンス] → [バックアップと復元]と辿ります。
バックアップと復元のウィンドウが表示されたら、左側のタスクから[システムイメージの作成]をクリックします。するとHDD(SSD)全体のバックアップを行うツールが起動するので、あとは指示に従ってドライブにディスクをセットするだけです。
おそらくイメージバックアップ自体は1層DVD2枚または2層DVD1枚で収まります。しかし、そのディスクからは起動できないので、起動用のシステム修復ディスクを作る必要があります。
バックアップ終了後に作成するかどうか聞かれるので、持っていない人は必ず作ってください。この時に1枚余分なDVDディスクを使います。本来、CD1枚で収まる容量ですが、あえてDVDで作ります。こうしておけば起動が速いんですよ。いざという時は焦っていますからね。
ちなみにWindows8(8.1)の場合もWindows7と同じようにできます。コントロールパネルで8なら[Windows7のファイルの回復]というコマンド(すごく変ですよね 汗)を使います。8.1なら[システムイメージバックアップ]を使います。使い方は全く一緒ですよ。
まとめ
リカバリーメディアやリカバリー領域のない中古パソコンなら、この方法でリカバリーメディアを作れるので安心です。
あっ、あと書き忘れていましたが、Windows8(8.1)の場合はシステム修復USBメモリしか作れません。CDやDVDで作りたい場合は、インストールメディアをダウンロードできるツール(マイクロソフト純正)が手に入ります。こちらかこちらを確認してください。
以上、中古パソコンの注意点について書きました。