いまだにWindows XPを使っている人はいます。
Windows XPのサポートが終了してから早くも1年半が過ぎようとしています。そんな中、Yahoo!のほとんどのサービスがXPで使用できなくなります。
まだWindows XP使ってるの?
少なからずWindows XPを使っている人がいるようです。私が実際経験したところからデータを算出すると、1.3%の確率で存在します。
どうして使い続けているのかといえば、一番多い理由は「新しいパソコンを買う金なんかない!」ということだと思われます。次いで「サポートが終了なんて知らなかった」ではないでしょうか。
でも、お金がないからという理由であれば、危険性は認識しているわけなので、まだましだと思います。しかし、「知らなかった」となるとかなり根深いものがありそうです。
パソコンを使っていれば、どこからともなくWindows XPの使用を中止する旨の情報は入ってくると思われます。にもかかわらず知らないとなると、そういうひとには一体どうやって知らせればよいのかむずかしいですね。
なぜYahoo!が使えなくなるのか?
どうやらWindows XPの締め出しということではなく、暗号化通信のSSLが使えなくなることが原因のようです。現在の暗号化はTLSを使っています。SSLだと脆弱性の問題が解決できないので、使用を見合わせるサーバーがほとんどです。
そういったことから暗号化通信を行うYahoo!のサービスのほとんどが使えなくなるということみたいですね。単純な検索についても暗号化を進めるようなので、やはりWindows XPではサービスが使えなくなります。
厳密にはInternet Explorerが対応できないという意味だと思うので、それ以外のブラウザなら何とかなるかもしれませんが、だからと言ってWindows XPを使い続けていいわけではないです。
※Yahoo!のサービスについて詳しくはこちらのページを見てください。
まとめ
Windows XPは、使えるのに使っちゃいけないというところに、どうしても納得がいかない人もいるんじゃないかと思います。でも、すでに脆弱性への対応ができないので、仕様はすぐに止めるべきだと思います。
使えるWebサービスが減れば必然的に使いにくくなるので、利用者が自然と減っていくようになるんじゃないかと思いますね。
以上、XPではYahoo!が使えなくなるという話題でした。