画面サイズの比率による使い勝手の違いを考える。
パソコンの液晶画面がワイド化されて久しいですね。最初ワイド画面になることにどんな意味があるのかと懐疑的でしたが、横に長いとそれはそれで便利です。ただ、最近は16:9の比率になっています。当初の16:10はどこへ行ったんでしょうか?
16:10のディスプレイは手に入るのか?
今売っているワイドディスプレイは16:9サイズのものばかりですよね。ワイド化された最初のころから使っている人だと、「16:10の方が使いやすいよ」という人も少なくないでしょう。なんたって私もその一人ですから。
それで、16:10のディスプレイは手に入るのか? ということなんですけれど、これはズバリ言うと「手に入ります!」。
我が地元石川県のメーカー EIZO が販売し続けてくれています。画面サイズは22型と24.1型の2サイズです。22型が1種類、24.1型が3種類あって、しかも24.1型は新製品が登場しているんですよ。
ただ、EIZOなのでさすがに少々高めです。もちろん高いなりに美しい映像を見せてくれますけれどね。
なんで16:9になったのか?
16:10の方が使いやすいのは間違いないです。例えばWordやExcelは縦長で使うので、ある程度縦の長さがあったほうが見やすいし便利です。だから何かと高さがあったほうが明らかに使いやすいんですよ。でもなんで16:9なんでしょうか?
おそらくですが、これはテレビと関係あるんじゃないでしょうか? テレビが16:9なので、1枚のパネルから画面を切り出すときに、比率が同じほうが無駄なく作れますからね。
結局コストの問題で16:9になったんだろうと思います。
まとめ
EIZOはユーザーがほしいと思う製品を作り続けています。病院関係者がほしいと思う超高精細のディスプレイを作ったり、今回話題にした16:10のディスプレイを作ったりしています。
ニーズが少ないものを高性能で作るので、どうしても高価になりがちですが、こういうことをやってくれるメーカーは応援したいですね。まあ、地元びいきも含んでいますがね(笑)。
以上、16:10ディスプレイの現状について書きました。