フォルクスワーゲンup!の燃費が向上

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主流の燃費向上技術とは?

フォルクスワーゲンup!の燃費がかなり向上したようです。そこには最近採用例が多くなってきた技術が投入されています。一体どんな技術なんでしょうか?

どれくらい燃費が向上した?

従来はJC08モードで「23.1km/L」だったのが「25.9km/L」へと約12%向上したそうです。かなり向上していますね。リッター1km伸ばすのって結構大変ですから。

どうやって燃費を向上させたのか?

次の2つの技術が投入されたようです。

  1. アイドリングストップ機構
  2. ブレーキエネルギー回生システム

1.のアイドリングストップはよくある技術ですが、2.の技術はどんなものなんでしょうか?

ブレーキエネルギー回生と言えば、普通はハイブリッド車や電気自動車でブレーキの代わりにモーターを回すことで発電するというものです。(もちろん最後は普通にブレーキで止まります。)

では、ガソリン車はどうなのかというと、基本は似ています。やはりブレーキの代わりに発電機を回してその抵抗で減速します。でもガソリンがエネルギーなんだから関係なさそうですよね?

ところがそうではないんです。車はエンジンの回転で発電機を回していますが、これがかなりの抵抗になるんだそうです。自転車でライトを点けた時に、結構重くなりますがあれをイメージするといいんだとか。

だから、少しでも発電機の抵抗をなくすとかなりガソリンの節約になるんです。

まとめ

このup!の燃費向上ですが、実はタイヤが165/70R14から175/65R14に変更されていて、転がり抵抗的には不利になっているはずなんです。それでも燃費を向上してきているので、投入された技術は有効に働いているんじゃないでしょうか。

どうも今後は、ガソリン車でもブレーキ回生による燃費向上が当たり前になっていきそうですね。

負担の大きい発進時だけでも発電機を止める(一時的に切り離す)ことができれば相当燃料の節約になるでしょうから、まだまだエンジンだけでも燃費向上は行けそうですよ。

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