いくつかの気になる情報が公開されています。
- インテルによるマカフィー買収
インテルがマカフィーを買収するとの情報が流れた時は個人的には「?」でした(まあ、同じIT関係だからこんなことがあるのかなあぐらいの印象です)。
しかし、この記事によれば組み込み用のチップにウイルス対策ソフトをサポートするような機能を盛り込むのではないかという見方が示されています。確かに、ソフトを売るのではなく、ウイルスに対するノウハウや技術をハードウェアに応用するということであれば納得できますね。
- DDR4の問題点
ようやくDDR3が一般化したと思ったらもうDDR4の話になっています。確かに、メインメモリが高速化すればCPUの能力を生かしきれますからね。現在もメインメモリが遅いために2次キャッシュを使って高速化していますから理屈は良く分かります。ところで、このメモリは弱点があるようで、どうやらスロット数が半分になってしまうようです。つまり2スロットということです。これまではとりあえずギリギリの容量のメモリでPCを購入しておいて、後から増設しましたが、DDR4の場合はいかなる場合も交換になってしまうようです。無駄を出したくないなら最初から必要な容量を無理してでも購入しなくてはなりません。
- MRAMの現況
次世代のフラッシュメモリであるMRAMの現況が示されています。磁気を利用するメモリということで、超えなければならない高いハードルがいくつもあるようですが、各社頑張って研究しているようです。やはり究極は、不揮発のRAMです。不揮発RAMを数百GB搭載できれば補助記憶装置は必要ありません。そうすれば極めて高速なコンピュータを作ることができます。最終的にはそういう方向へ向かうのでしょうね。
このように今後重要になってくると思われる情報が出ています。MRAMはまだまだ先としても、残りの2つは近いうちに我々に関係することです。
これらの身近な情報は常にチェックしておきたいものですね。