とある場所で Microsoft Word の授業を行ったときに聞いた話です。
その会場では自分でパソコンを持ち込んで授業を受けるのですが、ほとんどが二十歳前後の方で、いろんなメーカーの製品が見受けられました。日本のメジャーメーカーがほとんどですが、レノボやエイサーといったメーカーも見受けられました。（持ち込むので当然ノート型です。）
さて、一体何を聞いたかというと、どうしてそのパソコンを選んだかということをたまたま聞いたのです。
メジャーな聞いたことのあるメーカーだから買ったというのが大半のようですが、女性に多かったのが、デザインが良かったとか、色が良かったというものでした。
機能と性能を中心に考える玄人とは大きな違いです。また、機能面でもせいぜい Microsoft Office が入っているから買った、といった程度です。
つまり、パソコン本体の能力については全くどうでもよいのです。一般の人に対してパソコンを売ろうというときには、機能や性能をアピールしても意味がなく、カッコいいものや可愛いもの、色が数種類から選べるものなどが大事なようです。（特に若い女性の場合はその傾向が強いです。）
確かに、色については２色選べればましな場合がほとんどですから、外見についてもっと選択肢を多くすべきでしょう。せめて個人用については当たり前に色を選択できるようにすべきです（ビジネス用にも攻めて２色ぐらい選べるようにしてほしい。）
私は間違いなく玄人ですが、外見は結構重視します。どんなに性能が良くても見た目が悪いと、購買意欲が薄れてしまいます。（カラフルなメーカーもありますが、全メーカーの全製品で色が選べるわけではないですね。）
注文生産になっても良いので、色が自由に選べるようになると良いですね。