スバルが日本仕様のWRXを発表し、相次いで試乗記や解説が各サイトにて掲載されています。
内装はインプレッサがベースになっているらしいですが、基本骨格はレヴォーグで作成された新規のものだそうで、外見もレヴォーグの雰囲気です。
現行型インプレッサの骨格とは別物の剛性があるそうで、完全に独立車種として考えるべきもののようです。
WRXは2種類あり、レヴォーグのセダンにあたるCVTの『WRX S4』とインプレッサ時代のWRXに相当する6MTの『WRX STI』です。
さらにそれぞれ2グレードあり、ビルシュタインのダンパーが付くとグレード名に「S」が付きます。
WRXは世界で販売する車ですので、車自体は世界戦略車で、そのワゴンのみが日本専用ということになるようです。(基本骨格を専用設計しているのですから、日本だけで販売したらまったく元が取れませんね。)
相変わらずスバルらしい車作りが感じられます。とくにWRX STIは今後ニュル24時間耐久レースなどへの参戦も考えられますから、その能力を早く知りたいですね。
でも、スバルは広告の打ち方などを見る限り、いつも商売下手な感じがしますね。
どんなにいい車を作っても売れなければ経営が厳しくなるので、それなりにお金が稼げるようなやり方も必要でしょう。たとえばポルシェが『カイエン』を売っているようにね...。