SAS(シリアルSCSI)対応の2.5インチSSD「Ultrastar SSD800MH.B」、「Ultrastar SSD1600MM」、「Ultrastar SSD1600MR」がHGSTから発表されました。
すでに最大1TBの製品を第1世代として発売していたようですが、第2世代として1.6TBまで拡張したものを作ったようです。
なお、インターフェイスがSASですから明らかにサーバー用途です。普通パソコンにSASインターフェイスが付いていることはないですからね。
さすがに高耐久製品となっており、一番耐久性が高いものでは25DW/Dという指標が示されています。DW/Dは Drive Write per Day for five years(5年の期間中に1日当たりに全容量書き換え可能な回数)となっており、要約すると以下のようになります。
例えば、400GBで25DW/Dの場合、1日に400GB(全容量)分のデータを25回書き込んでも5年間持つということです。
普通のSSDなら1日当たり25GBとか50GBとかですので、まるで耐久性が違いますね。なので、うっかり普通のSSDをサーバーに使用するとあっという間に寿命が来てしまうことがあります。
これで安ければ普通のパソコンに搭載してもよいのですが、相当高いでしょうね。あんまり想像したくない価格なんでしょうね(現在価格は不明です)。