最近の上位クラスのビデオカードはかなりすごいことになっているようです。
例えば、GeForce GTX TITAN Black を搭載したカードは価格が15万円近くします。また、Radeon R9 295X2 だとクーラーが水冷で、20万円近いものもあります。
電気の消費量もすさまじいのですが、それにもまして発熱がかなりすごいようです。
先の GeForce のカードでは一部の製品で、標準のクーラー以外に別のクーラーも添付されているらしく、購入者自身で交換して使用するそうです。
ここで思ったのが、ビデオカードのクーラーの規格です。CPUなら一定の規格があってそれにのっとっていろいろな製品が発売されています。
しかし、ビデオカードの場合は必ずしもそうではありません(現在は違うのでしょうか?)。
製品ごとに専用のクーラーやヒートシンクがあるので、ファンが壊れただけの場合に、かなり面倒です。修理に出すか、最悪買換えになってしまいます。
さすがに上記の上級製品は熱処理が大変なので、統一規格は難しいかもしれませんが、せめて中級以下の製品ではファンの規格を統一して手軽に交換できるようにしてほしいところです。
そうすれば、ビデオカード用のクーラーという新しいカテゴリーが生まれますし、ファンだけ故障した場合でも自力で交換できます。
それぞれメーカーの思惑があるとは思いますが、できることなら統一してもらいたいと思いますね。