ついに Windows XP のサポートが終了しました。
その時が来てしまったわけですが、同時にもう一つサポートが終了するものがあります。
それは「Office 2003」です。意外とこちらに関しては報道がないですが、Office についても2010や2013への移行が必要になります。
ただし、メディアはややあおりすぎのようにも思います。
というのも、実際に本当に危ないのは1か月後だと思います。あたかも明日から Windows XP は不正侵入され放題になったり、ウイルスに感染し放題になるように言われていますが、決してそういうことはありません。(11:59:59から1秒経過したとたんに賞味期限で食べ物が腐るということはないですよね 笑)
Windows Update はよほどのことがない限り、1か月に1回ですから次の1か月までの間にどうなるかということです。
なので、実際にはあと1か月の猶予があると考えられます。
ただし、私としても決して Windows XP を使い続けてよいといっているわけではありません。
Windows XP は寿命が来たのです。パソコンソフトは壊れないので、寿命という感覚がないかもしれませんが、だからこそ誰かが寿命を設定せざるを得ないのです。
たとえば、家電製品なら製造終了後5~7年ほどで修理対応がされなくなります。それと同じでサポートがない状態で使い続ける場合は自己責任ということになります。
「パーソナルコンピュータ」は、個人的に使えるという意味ではなく、個人が責任を持つという意味にとらえたほうがよりわかりやすいと思います。
まだ、世の中にはかなりの台数のXPパソコンが存在します。これらが今後どのようになっていくのか注目ですね。